ミネラル
クロム厚生労働省で摂取基準が定められている13種

クロム(Cr)

クロム(Cr)

ミネラル

代謝を助けるクロムクロムは代謝に関わるミネラルであり、糖質代謝や脂質代謝、たんぱく質代謝などを助ける働きをしています。
そのため、ダイエット効果や血糖値を安定させる効果があり、生活習慣病を予防したい人に、おすすめの栄養素です。

クロムとは?効果は?

3価クロムの効果クロムには3価クロムと6価クロムがあり、人体に含まれ、必須ミネラルとされているのは3価クロムです。
6価クロムは非常に毒性が高い金属であり、土壌汚染などの問題から、現在使用されていません。
食品に含まれているクロムは、ほとんどが3価クロムです。

クロムは吸収率が極めて低く、0.5%に満たないと考えられています。

糖質や脂質の代謝を助ける働き

インスリンやホルモンの分泌を促進し、生活習慣病を予防する効果があります。
また、クロムにはドロドロの血液をサラサラにしたり、中性脂肪やコレステロール値を下げたりする働きもあります。

筋肉を増強する効果

クロムには脂肪を燃焼して、筋肉を増やす働きがあります。
クロムの摂取と運動で、ダイエット効果がのぞめます。

クロムの多い食品は?

クロムは、下記に紹介する肉類・魚介類・海藻類・野菜類のほかにも、ビール酵母や小麦胚芽、ハーブ、スパイスなどに多く含まれています。
穀類にも多くのクロムが含まれていますが、精製することでクロムが失われてしまいます。
米は精米することで、90%以上のクロムが失われます。

クロムの多い食品

肉類 魚介類 海藻類 野菜類
牛肉 あさり ひじき キャベツ
レバー しじみ のり ほうれん草
コンビーフ エビ わかめ ブロッコリー
ベーコン はまぐり あおのり たけのこ

クロムは食事で充分摂取できます

クロムの摂取による健康被害については、まだ明らかになっていない部分が多く、「日本人の食事摂取基準」では耐容上限量が策定されていません。
必要量を満たすとされる量(推奨量)のみが策定されていますが、日本人の通常の食生活において不足することはないとされています。

糖分を多く摂取する食生活をしていると、クロムが排出されやすくなってしまうので、糖分の取りすぎには注意しましょう。

クロムの不足・過剰摂取になると…

クロムが不足すると、血糖値が高くなってしまい、糖尿病になってしまったり、脂質の代謝が悪くなって血中の中性脂肪やコレステロール量が調整できずに高血圧や動脈硬化になってしまったりします。
子供の場合は成長に障害が出ることがあります。

また、クロムを過剰に摂取すると下痢・嘔吐・腹痛・肝障害などの症状が出る可能性があります。

サプリメントによる過剰摂取に注意!

クロムサプリメントはたくさん販売されていますが、サプリメントに記載されている用量が、「日本人の食事摂取基準」で策定されている推奨量を超えてしまうものも少なくないのだとか。
食品から摂取する量を考慮して、摂りすぎないように注意しましょう。

また、マルチミネラルのサプリメントにもクロムが含まれている場合があるので注意が必要です。

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