ミネラル
セレン厚生労働省で摂取基準が定められている13種

セレン(Se)

セレン(Se)

ミネラル

過剰摂取しがちなセレンミネラルには、過剰に摂取すると健康被害を引き起こすため、摂取量に注意が必要な栄養素が多くあります。
セレンも過剰摂取に気をつけなければならないミネラルの一つですが、適正量と上限値との差があまりなく、過剰摂取になりやすい特に注意の必要なミネラルだと言えるでしょう。

セレンとは?

抗酸化作用の強いセレンセレンはセレニウムとも呼ばれ、かつては毒性の強いミネラルであると考えられていましたが、ビタミンEの50倍以上もの抗酸化作用があるとされ、注目されているミネラルです。
セレンの持つ抗酸化作用は、健康や老化防止にとても効果があるのです。

生活習慣病予防の効果

セレンの抗酸化作用は、脳卒中・高血圧・心臓病・糖尿病などの生活習慣病を予防する働きがあるとされています。
喫煙は生活習慣病の発症を高めるとされていますが、喫煙で発生する活性酸素を抑制する効果もあります。

セレンのガン予防効果

セレンには強力な抗酸化力があるため、ガンの発生を抑制する働きがあり、特に前立腺ガンに有効とされています。

アンチエイジング効果

活性酸素が細胞を酸化させて、細胞や組織を壊し、機能を低下させることが、老化の原因とされています。
セレンは、老化の原因とも言える活性酸素を分解してくれるのです。
肌や血管などの老化を遅らせることにより、シワや動脈硬化などを予防できます。

デトックス効果

セレンには有害ミネラルの毒性を弱める効果があります。有害な水銀と結合することにより、害のない物質を作るということがわかっています。

生理痛をやわらげる効果

生理痛は有害金属の蓄積にも影響があるとされていますが、セレンには有害金属を解毒する作用があるため、生理痛の解消に効果があるとされています。
セレンには痛みを緩和する効果もあり、生理痛をやわらげてくれます。

また、セレンには女性ホルモンを安定させる効果もあるので、更年期障害の症状を改善する効果もあります。

男性の性機能の低下を防ぐ

セレンは精子の生成に関わり、精子の細胞内にセレンは多く含まれています。
精子に含まれるセレンが少なくなると、精子の数が減少し、運動性を低下させてしまいます。

セレンを多く含む食品は?

日本人は魚や米を摂取するので、セレンの摂取量が不足することはあまりないとされています。
通常の食生活を送っていれば、充分にセレンを摂取できます。

セレンの多い食品

魚 類 魚介類 野菜類 その他
あんこうの肝 イカ ねぎ レバー
いわし ウニ たまねぎ 玄米
カツオ カキ にんにく

セレンの不足・過剰摂取

セレンが不足すると活性酸素が増えて、老化・病気の原因となります。
筋力の低下や抜け毛、シミ、心筋症、不整脈、動脈硬化などの症状を引き起こし、発ガンの危険性を高めるとされています。
思春期では、変形性骨軟骨関節症を引き起こすとされています。

また、セレンは過剰に摂取しても、尿と一緒に排出されるので害はありませんが、過剰摂取を続けていると排出しきれなくなり、さまざまな症状を引き起こすようになります。
爪の変形や疲労感、脱毛、吐き気、胃腸障害、神経障害などの症状があります。

日本人はセレンの摂取量が不足する心配はあまりありませんが、過剰摂取の心配はあります。
サプリメントで摂取する場合には、過剰摂取とならないように注意しなければなりません。
セレンの摂りすぎによる中毒症状は、ヒ素中毒の症状によく似ているとされています。
セレンは適量ならば健康や美容に効果がありますが、過剰な量になると毒となってしまうので注意が必要なのです。

コンテンツ分類
  • ミネラルの基礎知識
  • 厚生労働省で摂取基準が定められている13種
  • ミネラルを含む商品は多数!
ミコンテンツメニュー
  • 亜鉛(Zn) - 多く含む食品は美肌効果を与えてくれます!
  • マンガン(Mn) - 生殖機能を高め、育毛作用のある栄養素!?
注目記事(ミネラルの教科書)ランキング